言い訳になってしまいますが、現職の雑務や転職活動(まだ決まってないけど)、オンラインカウンセリングへの挑戦など多忙でブログ更新をだいぶ放置しておりました。
実はこのところ、AIを用いてカウンセリングをできないか、というチャレンジに微力ながら関わっております。(ほんとに微力ですけどね)
前回、心理面接やコンサルテーションの領域はまだまだAIに替われないよ、という話をしました。
ドラえもんやC-3POのような、人間と同じように感じ・考えるようなAIを作るのは(少なくとも今の技術では)無理です。
なので、柔軟な発想を求められる心理面接やコンサルテーションも無理です。
と思っていました…
ですが、カウンセリングを受ける側がカウンセラーに相談していると認識しているのではなく、「相手は機械だ」と認識したうえでカウンセリングに臨んだらどうでしょうか?
家族療法の領域では、「集団の在り方」を観察しようとしても、それは「観察者に観察されている集団の在り方」になってしまうという考え方があり、
つまりは「相談相手の存在自体が集団の在り方に影響を与える」と言えるわけですが、
「相手は機械だ」と認識したうえでカウンセリングが行われたとしたら、人間のカウンセラーが対応したのとは異なる結果が出てくるのではないかと感じました。
人間と同じようにカウンセリングをするのは無理かもしれません。
ですが、人間のカウンセリングとは別物として「AIのカウンセリング」が成立する可能性はこれから芽生えてくるのかもしれない
なんてことを思いました。
先行者利益になるかもね!…なんて。