心理職が知っておきたい働き方、お金との付き合い方

公務員からブラック企業、飲食業に医療業界、転職経験の多い心理屋(臨床心理士、公認心理師)がこれからの時代を生き延びる働き方、お金のことについて語るブログ。心理職向けではありますが一般向けの話題もあります。

100万円の売上を出す方法教えます(?)

新車のベンツ買って、売ってください。

以上。

ベンツの新車ならまず100万円以上では売れるでしょうね。

はい、売上100万円達成です。

利益とは言ってませんよ。

 

バカにしてんのか!!と思われるでしょうが、

これが「ごまかし」だと気づけるアタマと

「目的を達成する方法」として見るアタマ

どちらも備えているとビジネスには強いです。

 

まず上記の「100万円の売上を出す方法」のどこが"ごまかし"かというと、支出・利益を考慮せずに売上の話だけしているので、仕入額がよほど安くない限りは損をすることになります。

 

考えてみれば当たり前の話ですが、実は世の中にはこういうことをごまかして(さすがに私が書いた例ほど露骨ではありませんが)派手に数字をアピールしていることがけっこうあります。

 

「副業でもできる」「ほったらかしでOK」とかうたっているネットビジネスではこういうことが多くあります。

「副業でも売上〇〇万円達成!」

「ほったらかしで〇〇万円売れた!」

など景気のいい言葉が並んでいたりしますが、支出には触れていないものも多いです。

 

実際には、売上の数字そのものは真実でも、それにかかった支出を出していないので

実際手元にいくら入ったか

が不透明です。

 

厳密に言うと、利益には粗利益、経常利益、純利益などいろいろな種類があるのですがそれはまた別の機会に話します。

 

さて、損してでも売上を出す、という考え方を「目的を達成する方法」と考えるとはどういうことでしょうか?

 

これはどちらかといえば販売職や営業職など「実績を残す」ことを求められる考え方です。

 

金額の上では損をすることでも、目標売上を「達成した」ことが評価に繋がるのであれば、評価を買ったという考え方もできます。

 

また、形式にこだわって目標を達成できないよりも、目標を達成するために柔軟な思考ができることは強みです。

 

もちろん、利益を圧迫してまで目標達成するのが常態化するのはまずいですけどね。