心理職が知っておきたい働き方、お金との付き合い方

公務員からブラック企業、飲食業に医療業界、転職経験の多い心理屋(臨床心理士、公認心理師)がこれからの時代を生き延びる働き方、お金のことについて語るブログ。心理職向けではありますが一般向けの話題もあります。

「稼ぐ」人が必ずやっていること

よく「金持ちになるために」とか「稼ぎたい人のためのノウハウ」的な本に、だいたい書いてある思考法があります。

 

実業家の方の書籍に多いので、「心理職には関係ない」「実業家なんて胡散臭いしギャンブルみたいなもんなもんだろ」と思われるかもしれませんが

 

開業、掛け持ち、副業をしている方には無関係ではないと思ったので記事にすることにしました。

自分の給料が思い通りでないと思った方にも一読いただけたら幸いです。

 

で、それはどのような考え方かというと

大きな期間の収入から逆算して、今いくら稼げばそれを実現できるのかを計算するということです。

 

例えば、心理職の年収は350~400万くらいがボリュームゾーンのようですが

仮に年収を400万円にしたい!とすると、

 

月あたりの収入に換算すると4,000,000÷12カ月で1カ月あたり33.3万円くらいの月給を稼ぐ必要があります。

(これが年収ではなく、10年後までにいくらほしい、生涯収入でいくら欲しいという場合も「割る」項が増えるだけで、考え方は同じです)

 

賞与が出る場合には

(4,000,000-賞与額)÷12カ月

となり、月給のハードルは下がりますが

 

この計算式で今の自分の給料が目標額に届いていない場合には、

①副業する、掛け持ちを増やす

②より高い収入を得られるところに転職する

となります。

 

副業禁止だったり、時間的な制約があってこれ以上時間を割けないという方もいらっしゃいますし、普通の心理職の求人を探していても月収は頭打ちになると思います。

 

ですが、心理職は専門性が高く、かつ一般の方々にも関係が深い仕事です。

執筆や講演、研修という収入源も視野に入れるべきだと思います。

 

デタラメなことを広めてしまうと信頼を失ってしまうので、きちんとしたインプット・アウトプットが必要にはなりますが、それができるように自己研鑽したり人脈を広げていくことは、収入アップにつなげる可能性があると思います。