前回は病院にいた頃にやった副業を紹介しましたが、今回はネットで探してやってみた副業を紹介します。
【性格理論に関するライティング】
big five理論についての記事を書きました。
正直なところそこまで詳しくなかったので、信頼できる文献をあたりながら作成しました。
そのあたりが少し面倒ではあったものの、そこまで文量も多くなく、自分の勉強にもなってまずまず「おいしい」仕事でした。
【ヴァーチャルカウンセリングの被検者】
アバターと録音された音声を用いたカウンセリング場面をクライエント側で体験し、専門職としての立場から「よりベターな言葉の選び方」「予測される反応」「受けてみての感想」といったものをフィードバックしました。
拘束時間が1時間程度と短く、準備や後作業も無かったのでラクでした。
そのようなモノを作れるくらいの資本がある依頼主様だったこともあり、時間・労力の割合でいえばこれもおいしい仕事でした。
心理面接は生身の人間がやってナンボだろう、と思う方もいらっしゃるでしょうが、この試みがどのように今後発展していくのか楽しみです。
【アプリの監修】
リラクセ―ション系のスマホアプリの監修にも携わったことがあります。
作成された文章をプロの朗読家が読み上げる、というものなのですが、その文章の添削をしました。
添削です。文章そのものは他人が書くので、それを専門書とにらめっこしながら「こんな言いまわしにしたほうがいい」「ここは削りましょう」「もっと詳しく言及したほうがいい」といった意見を出すだけです。
インプットしたものを自分の言葉でアウトプットするのは意外と大変なものですが、そこは他人がやってくれてラクなのに、自分はがっつり勉強できてとても有意義でした。
また、アプリの監修者に自分の名前が入るので実績アピールにもバリバリ使えます。
【オンラインカウンセリング】
心理職の副業としては王道でしょう。
手軽に始められ、自分のスキルアップ・キャリアアップにも思いっきり貢献します。
自分一人では敷居が高いので、企業で運営しているところに所属させてもらいました。
面倒なことはその企業側でやってくれるし、継続ケースも複数得られて、良い小遣い稼ぎになりました。
正直なところ、当時私は大学院を出てから心理面接はやっていなかったのでビビりはありましたが、
「心理屋なら心理面接やってナンボじゃろがい!」
と思い切って飛び込みました。
意地悪な先輩からも「心理面接やったことない奴がやってもクライアントに迷惑かけるだけ」とバカにされましたが(その先輩は大学院時代から心理面接は陪席しかしたことがないとか…)
「やったことがないからできない」では
いつまで経ってもできない
んですよ。
もちろん、さすがに自身なかったのでスーパービジョンも受けました。
稼いで、そのお金をスーパービジョンに使うことで自分の成長も加速したと思います。
といくつか紹介しましたが、
・継続的にできる(=安定した収入になる)
・経験を重ねてスキルアップできる
といったメリットを考慮すると、オンラインカウンセリングが万人向けだと思います。